ベンリィ 腰下オーバーホール
2018/09/27
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去年の12月。ベンリィ治るという記事を書きました。
が、すぐに不調となりました。
ヤフオクで購入したエンジンの腰下を移植した結果、調子いいかな・・?と思ってたのですが、
エンジンを回すとものすごい振動が発生し、まともに乗れたもんじゃない状況になっていました。
サブであるカブの活躍により、ベンリィは庭に9ヶ月間放置。
ものすごい錆びました。やはり海に近い場所のせいか、そこまで錆びるか!?というところまで赤錆が湧いてきました。
この夏の台風のせいで塩雨がこちらまで来たのでしょう・・・。
あまりにも可愛そうなので、エンジン腰下を開けて何がおかしいのかチェックすることにしました。
その作業手順をご紹介させてもらいます。
(今回分解するエンジンは、現在ベンリィについているエンジンではなく、
昨年故障してしまったエンジンです。ギアが入らない、キックも降りない状態になったやつです。原因を探ります。)
クラッチを外すまでのOHは、過去に紹介しているので省きます。
フライホイールをがっしりと掴んで・・・
14mmのスパナでナットをはずします。
フライホイールプーラーを使用してフライホイールを外します。
特殊工具ですが、アマゾンですぐに買えますし、カブエンジン乗りの方は持ってて損のない工具です。
買いましょう。ないとにっちもさっちも。
フライホイールを取るとコイルが見えます。
プラスネジですが、非常に硬いのでインパクトを使用しました。
続いてここのプラスネジもインパクトで外します。かなり硬いです。思い切ってインパクトを殴ります。
プラスネジを外したら、ベースを剥がします。剥がすという表現が正しいと思えるほど、
パリっと剥がすイメージで、出っ張りにタイヤレバーを引っ掛けます。
てこの原理でペリっと剥がれます。
さぁひっくり返して、取れそうなものはすべて取り外してしまいます。
クランクケースを固定しているボルトを外します。8mmのT字レンチ、もしくはディープソケットでないと外れません。
この工具も、カブエンジン乗りだったら持っていたほうがいい工具です。
そしてクランクケースを割ります。
割ります。
ネットやサービスマニュアルには、簡単に割ります、外します。と書いてありますが、
固着しててまぁ取れない取れない。
とにかくステップのステーの部分とプラハンで強打、強打。
これでもかと殴りまくってなんとか剥がすことができました。
たまーにタイヤレバーを使ってかじらないように隙間を抉じ開けたりましたが、あんまりよくないみたいです。
あ、ギアがかけてる。
この破片が悪さして、ギアが動かなかったんだ・・・。
ということで原因確定。そしてこのエンジンの腰下はベアリングがスムーズに回らないなど、
いろいろと不都合なので、使用しないことに決めます。
さぁ、そしてベンリィに積んでるエンジンをOHだ!と思ってクラッチを外しているときに・・・
クラッチのロックナットをなめてしまい、これ以上進めなくなってしまいました。
もういやだ。
もうしばらく放置します・・・・。待っててねベンリィ。。。。
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